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正社員ワーママ 勤続14年目で退職した理由。

生活

こんにちは。ちょんです。

ちょん
ちょん

この春、新卒から働いていた会社を退職しました。

パパ
パパ

2人目の復職して1年経ったくらいから、悩んでたよね。

ちょん
ちょん

うん。14年間も勤めた会社だったから、色々考えちゃって…結構悩んだかな。。

今回は、退職までの経緯やその理由と、それまでの葛藤を残しておこうかなと思います。

子供を保育園に預けて働いていた筆者が、退職するまでの道のり、ぶつかった壁を実体験とともにまとめました。

私自身、近くに退職経験のあるワーママがいなかったため、SNSやネットで情報収集したりしながら、手探りで退職まで向かいました。
結構試行錯誤して、こうしておけばよかったな~と思うことがちょこちょこあり、どう進んでいったらいいのかわからず、とても苦労したので、同じように退職しようと考えているけど、何を考えて進んだらいいかわからない。。と

同じような境遇で、悩んでいる方の参考になればうれしいです。

勤続14年目で正職員を退職した理由

2人の保育園児を抱えながら仕事に復帰した2年前。復帰する時には、退職する考えもなく、そんな選択肢は全く思いつかなかった私。

ですが、勤続13年目。2人目の育休から復帰した翌年あたりから、退職を意識するようになりました。
そこから1年間、自分のキャリアやタイミングに悩んだりしながら模索し、今年はじめ14年間勤めていた会社を退職しました。

これまでの働き方・バックグラウンド

     

         新卒で入社    
       |    
       1人目の産休育休 ~1年半ほど~
       
       復職後2年経過した頃2人目妊娠
       
        2人目の産休育休 ~1年半ほど~
       |
       復職後1年 退職を考え始める
       
       模索期間1年
       
       退職

働いていた環境
 ・在宅・フレックスなどの制度なし
 ・平日は毎日出社必須
 ・お盆休みなし・年末年始もギリギリまで出社必須
 ・お昼休憩・お昼ご飯を食べる時間もなく、そのまま帰宅も多々あり
 ・人手不足が常
 ・仕事を知っている人が減少傾向あり
 ・若手が多い環境 & 曲者社員 多め…
 ・祖父母ともに仕事している

私が勤めていた会社は、在宅やフレックスなどの制度はなく、平日は毎日出社を余儀なくされる仕事でした。接客することもあったりと、お昼ご飯は交代制で順番にとるのですが、忙しく全員がお昼休憩すら取れず帰宅することも多々あるような、今思えば若干ブラック気質のある会社でした。

トイレ行くのもままならないほど…;

入社当時は、そんなことなかったのに、徐々に人手不足が顕著になってきている感じでした。

若い社員が多く、わかりません。やったことがありません。と言えば、まかり通る感じもあり、仕事内容を知っている人が仕事がふられるといった風潮もありました。(少しずつ教えて一緒に覚えてもらうようにはしていました。)
多分、上司もパワハラとかハラスメントと言われるのを、恐れている節があったのではないかと思います。

また、お盆期間はお休みはなく、年末年始もギリギリまで仕事なため、子供たちは、年中人が少ない期間も頑張って保育園に通ってくれていました。(その分、他の期間で1週間の休暇がもらえます)

1人目の復帰の時は、1時間の時短勤務で仕事していましたが、コロナ渦だったこともあり、通常より少ない人員で仕事することが多かったため、旦那が早く帰れる日はお迎えをお願いし、19時頃まで残業したりして調整していました。

が、一度残業すると、残業できる人だとみんなが思ってしまうようで、それはそれでちょっと期待に応えられない日はあるわけで…ちょっとしんどかったです。

そしてうちの長男、登園しぶりが年中クラスの途中くらいまでありました。
毎朝ギャン泣き・パワーで暴れまわるタイプの少年だったため、育休中も登園に結構骨を折っていました。(今思えば、暴れるのを抑えるので 手がしびれまくって大変だった…🥲)

本当に毎朝大変だったこともあり、2人目の復帰は、朝余裕を持ちたいと思い9時~に、
終わりは子供との時間を確保したいとの想いから16時までの時短勤務にシフトチェンジ。

まさか、この時の私は、この判断がこんな安月給につながるとは知らず…😿(仕事量も見合ったものになると思っていたこの時の私。。甘かったです。)

ということで、二人目の復帰では、2時間の時短勤務を使い、時間内はがむしゃらに仕事をし、残業はできるだけしないように!と気持ちを強く持ち復帰に臨みましたが、、

どうしても困っている後輩や同僚を置いたまま、帰宅できず。。

そして、仕事を押し付けてくるお局様・上司に聞けないため聞きやすい私に聞いてくる後輩たち…それを上司に相談しても対処してもらえない。そんな変な環境に、しんどさを感じる日々でした。
(不満たらたら、ネガティブな内容ですみません😅)

人の入れ替わりが激しい職場のため、その時々によって働きやすさ・働きにくさ が左右される環境でもありました。

また、上の子が小学校入学を控えていたのもあり、長男が年長クラスに入る前くらいから、今後の働き方も考えるように。
いまの会社で小学生と保育園児2人を育てながらサポートしつつ、仕事では後輩も育てながら日常業務をこなしていく日々がずっと続くと思うとしんどすぎて想像できず、退職を考えるようになりました。

退職するまでに悩んだポイント

・収入が減る
・【正社員】でなくなるのがこわい
・仕事の人員配置やタイミング
・退職後の保育園 退園問題

収入が減る

退職することで、家計に影響が出るのは必至。。悩んだ大きな理由の一つです。

幸い、これまで 二馬力で仕事をしていた期間に、できるだけ貯めておきたいと毎月少しずつですが先取貯金をしていたため、当面の間は仕事を休んで子供のサポートに徹しても、どうにかやっていけそうだと踏みました。

今までの家計費が毎月どのくらいかかっているか改めて家計簿をつけたり、家計の見直しをしたり。
先何年くらいなら専業主婦でもどうにかなるのか…や、旦那さんのお給料+いくらあれば毎月生活できそうか…などを、ライフプランシートや家計簿・手帳などを使って試算・想像しながら考えました。

ちなみにこの時、使ったワーキングマザーの手帳がとっても優秀だった👇
全ママにおススメしたい!!

興味ある方は、ここからどうぞ。

全ママにおすすめ!【ワーキングマザーの手帳】頭の整理・生活の見直しにこの1冊! | cho-n’s blog ~2児ママの目指せのんびりlife~ (chonsblog.com)

家計簿はコレを使っています。ザっといくらかかっているか知りたかったので、づんの家計簿というノートで家計簿をつけていきました。普通のノートでもできるけど、形から入ってモチベーションを保ちたかったので、私はアマゾンでポチりました。

インスタでづんさんの家計簿術を見た私。そこから調べて、漫画にたどり着きました。
結構書くのが手間に感じたけれど、書くだけなので頭を使わなくていいのが、脳のキャパがパンクしそうだったこの頃の私にはよかったです。

づんさんは、細かく全部書き出していますが、本当に時間のない時の私は、レシートの合計だけ書き出したり、レシートをそのまま貼ってみたりして、雑に家計簿をつけたりしつつ乗り越えました。笑;

とにかく、粗で月々の使っている額が目に見えてわかるし、書くのが面倒だからとムダに買うものが減ったりしてwなんだかんだで、今でも使い続けるほど重宝しています。
(レコーディングダイエットと同じ手法ですかね)

【正社員】を捨てるのがこわかった

結構、最後の最後まで悩んだところです。
今までどこにも在籍していない期間がなかったため、会社員でなくなる・正社員をでなくなるのが、なんだか無性にこわかったんです…。

ましてや、小さい子ども2人を抱えて心機一転新たに転職活動しても、正社員で雇ってもらうのは難しいのかも…という考えが何度も頭をよぎりました。

仕事の人員配置 や タイミング

私が担当していた仕事は、少し特殊な内容だったため、経験が浅い後輩に仕事を教えつつ仕事をしなければいけない立場でもありました。
そして復職して1年経って私が辞めようか悩み始めた頃、若手職員に仕事を教えて育成するよう上司から言われ、辞めると言える雰囲気ではありませんでした。

とにかく新任の後輩に、私の知っている知識や業務内容を直接見せつつ、伝えてから1年過ごして辞めるのがいいのかな…と考えていました。

退職後の保育園 退園問題

長男が卒園するまでは、保育園にいさせてあげたいと思ったので、卒園のタイミングで仕事を退職することを決めました。
私のいる地域では、仕事を辞めても転職活動期間中は2か月間 猶予期間として退園しなくてもよいルールだったため、1月末に退職を決めました。(最終出勤日は12月後半でした)

※ちなみに、同僚の地域では年長クラスの途中で親が退職しても、3月までは通えると役所の方から聞いたと言っていました。地域によって退職後の猶予期間が違うみたいなので、お住いの市役所に電話して聞いてみてください☺️

ちょうど下の娘(同じ保育園に通園)が、幼稚園の年少クラスにあがるタイミングでもあったので、ベストかなと思ったのもあります。

1月から、小学校の学校説明会だったり、娘の幼稚園の説明会や採寸などがあったりと、予定が多かったため、12月後半から有休消化で退職でき、良いタイミングだったかなと思います。

退職に踏み切ったポイント

・小1の壁
・子供との時間がもう少し大事にできる環境がいいなと思った
・体力的にも精神的にも限界を感じていた
・今後その会社でイキイキと働いている自分が想像できなかった
・お給料と仕事内容・量が割に合っていないと感じていた

小1の壁

はじめて退職という言葉が頭に浮かんだのは、長男のラン活の時期になってきた頃。
【小1の壁】という言葉は聞いたことがあったものの、それがなんなのか想像できていなかった当時。

いよいよ自分の子供が小学校に入学する。保育園卒園した後のことを考えるようになってから、今の職業では、子供の学校と学童のサポートをしながら、下の娘の保育園の送迎し、家事育児をする…というイメージがつきませんでした。

やるしかない!!で今まで踏ん張って来ていたけど、ちょっと頑張りがきかなくなっている自分もいました。周りのママ達はたくましくしっかりやっているように見えてしまい、自分のキャパ…小さいな。。と考えてしまうこともこの頃は多かったです。

子供との時間がもう少し大事にできる環境がいいなと思った

2人目の復職をしてから、毎朝子供たちを急かしながら準備し7時40分には家を出て、登園。
登園も一筋縄ではいかず、パパと協力しつつ子供を保育園に預け、一息つく暇もなく出社。

復帰してからは、会社で着替えて更衣室で同じく時短のワーママと雑談する10分だけが唯一のほっとできる時間でした。
始業すると、忙しい日はお昼休憩もなし、お昼ご飯も取れず、帰りの更衣室でおにぎりを頬張り、急いでお迎えへ。電車に揺られ17時前には最寄り駅へ到着しお迎えに向かっていました。

ちなみに買い物は、休日にまとめて買っておき、足りないものを買い足す程度だったため、基本平日は5時半頃帰宅。

家に帰ると、Youtubeに助けてもらいつつ、子供の小腹をおやつでちょっと満たしてもらっている間に急いでご飯の準備。
そして、その日の子供たちの希望次第で ごはん ⇒ お風呂 or お風呂 ⇒ ごはん を決めてもらっていました。

結構、旦那さんも協力してくれていたので、朝の送迎はできるだけ一人ずつ担当する(階が別々だったため)・洗濯は夜できる方がするようにしていました。
旦那さんの帰りが早い日は、お風呂に入れてくれたり、娘が寝かしつけが私じゃないと寝てくれないので、その後の食器の片付けはお願いしていました。

これだけ協力していてもしんどかったので、ワンオペママには頭が下がります。。ほんとにすごい!

体力的・精神的にも限界を感じていた

上記のような生活を毎日送っていたので、寝かしつけと共に私も毎日寝落ち…。一度寝室に行くと起きれず朝を迎え、また1日の始まり。毎日フルマラソンをずーーーっと走っているような感覚でした。

職場でも、急なお休みに備えて、

・できることはその日のうちに終わらせる。
・自分一人しかわからない仕事は作らない。(必ず共有するか、メモに残すようにしていました)
・出社できる日は、最大限仕事をする。

を、心がけ仕事をしていましたが、お局さまの圧も強く、関わらないようにしていてもこちらの仕事に口を出してくるので、なかなか精神的に心休まらなかったのもあります。

また、どうしても子供の体調不良で急なお休みがあったりするので、それも心苦しかったです。
会社でも保育園でも頭を下げ、子供にもごめんね。とありがとう。の繰り返し…。なんのために働いているのか。。気持ちを保つのが、難しくなってきていました。

今後その会社でイキイキと働いている自分が想像できなかった

他の部署の同期の話を聞いても、どこも人手不足が顕著で、なかなか大変そうで。

一緒に仕事しているお局様が うちの会社では結構有名な方だったため、同期からも他の部署に異動願いを出したり人事に相談してみたら?と助言をもらいましたが、部署が変わっても、その会社で子供を育てながらイキイキと仕事できている自分が想像できなかったのもあり、退職する意思も固まっていきました。

お給料と仕事の内容・量が割に合っていないと感じていた

新卒から働いていた職場だったのもあり、たくさんの仕事に携わり経験を積んでいたため、仕事での知識や経験は豊富にある状態で、産休育休へ。
1年半ほど職場を離れると、基本は変わらずとも当然私がお休みしていた間にも仕事の変更点はあるもので…結構その変化が激しい仕事だったのもありました。
復職後、仕事も なるようになる!精神で、感覚で取り戻していき、必死でしがみついて乗り越えてきた2回の育休明け。

当然、産休育休をもらっているので文句はなく、頑張るのみ!やるしかない!!の精神で踏ん張ってきましたが、2人目の復職時、2時間の時短にした結果、お給料はフルで働いていた時より大幅に減。9:00-16:00の勤務でだいたい手取りで14万いくかいかないか。。

それでも、お昼はちゃんと取れ、コーヒー片手に自分のペースで働ける職場だったら満足していたかもしれません。
ですが、お昼も行けず、食事もできない時もあったり、トイレも飲み物休憩も忙しいと時間が取れず、勤務時間の7時間はほぼずーーっと仕事に追われているようなときも結構な頻度であり、ちょっとしんどすぎました…。(自分だけでなく、全体的にそんな感じなため、職場もちょっとギスギス…)

配属先や、同僚に恵まれてた環境だと、どうにかなったかもしれませんが、今回の配属先はちょっと厳しかった…。ほかの部署の同期に聞いても、どうやらしんどそうで…今後当面の間は、時短勤務で子供を育てていきたいと思っていた私は、どうしてもお給料と仕事の忙しさ、内容や仕事量が見合ってないと感じざるを得ませんでした。

上司に相談したりもしましたが、若手社員が多い職場だったのもあり、事務の内容が難しくなればなるほど、経験がある社員に仕事をお願いするしかない状況…と言われてしまい、後輩に仕事を教えるにも締切りのある日々の仕事を捌くので手一杯すぎて、時間が足りない状況でした。

それでも、なんとか隙間で時間を見つけ、仕事のマニュアルを作ったり、若い子たちに教えたりしながらやってきていましたが、どうにも割に合っていない感がぬぐえず、退職を後押しするきっかけになりました。

入社した時から、忙しいとは感じていたけれど、自分の生活ステージが変化していく中で、今の働き方では家の事が疎かになり、家族と豊かに生活するために働いているのに、結局仕事で頑張った疲れは家で出てしまい、そのしわ寄せが子供や旦那さんに向くのが、すごく悩ましかったです。

今まで考えたこともなかったけど、意外とお給料でモチベーションが保てていたのだと気づかされた出来事でした。

どうゆう条件なら続けられたか?

私が今転職活動で考えているポイントはこんな感じ。

・在宅ワークできる仕事
・時短勤務ができる or 自分で仕事の配分調整ができる仕事

大きく大事にしているポイントは、コレです。

子供の急な体調不良。今まで、祖父母や旦那さんにもたくさん助けてもらいつつ、なんとかやってきていましたが、朝子供が体調不良になった時、会社に電話するのがすごく億劫だった当時の私。。

嫌味言われるなぁ…という気持ちも若干はあったけど、とにかく申し訳なさが凄かった。。

働くママならではの悩み ~ライフステージの変化~

結婚して、子供が産まれて成長していったりと、その過程過程で女性にとってライフステージの大きな変化があります。ずっと同じ環境ではいられない。そう感じた出来事でした。

その時その時にあった仕事や環境を選択していくのも、ありなのかなと今は思っています。

この先、また介護の問題も出てくるかもだし、子供のことで何かあるかもしれない。その時のためにも、今自分の力でできることを増やしスキルを上げる最後のチャンスなのかなと。

当分は失業保険が出るので、その間自分のスキルアップの勉強をして、先を見据えつつ次の仕事を探していこうと思っています。行動あるのみ!!(←自分への言い聞かせ☺)

おわりに

今回は、私が退職を考え始めてから退職するまでの1年間で考えていたこと をお話しました。
また、他にも発信していく予定ですので、退職までの私の経験が同じような方の役に立てばうれしいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました☺

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